ブルーボトルのデカフェは?豆とメニューを比較して選び方を解説

美味しいコーヒーを楽しみたいけれど、カフェインの摂取は控えたい。
そのようなニーズが高まる中、ブルーボトルコーヒーのデカフェ(カフェインレス)が注目を集めています。

従来、カフェインを除去するプロセスではコーヒー豆本来の風味が損なわれやすく、高品質な味わいを維持することは難しいとされてきました。

しかし、ブルーボトルコーヒーは、有機溶剤を使わないマウンテンウォーター製法と焙煎によって、デカフェでありながら豊かな風味を楽しめるコーヒーに仕上げています。

夜間のリラックスタイムや、カフェインの摂取量を調整したい時期にも、デカフェはコーヒーを楽しむための選択肢になります。

この記事では、ブルーボトルコーヒーのデカフェ豆の特徴や店舗で提供されているメニュー、カフェインを含まない、または控えやすい飲料のラインナップについて詳しく解説します。

この記事でわかること
  • ブルーボトルコーヒーが展開するデカフェ豆「ナイトライト ディカフェ」の味わいと特徴
  • 有機溶剤を使用しない、マウンテンウォーター製法の仕組み
  • 一部店舗で提供されているデカフェメニューと、カフェインを含まない飲料の種類
  • 自宅用コーヒー豆の購入方法と、ギフト向け関連商品の選び方

ブルーボトルコーヒー公式オンラインストアはこちら

目次

ブルーボトルコーヒーのデカフェ

イメージ画像:DayLeaf

ブルーボトルコーヒーでは、デカフェ専用のコーヒー豆として「ナイトライト ディカフェ」を展開しています。
ここでは、そのコーヒー豆の産地やカフェイン除去方法、公式に示されている味わいの特徴について詳しく見ていきます。

ディカフェ豆の代表的な特徴

ブルーボトルコーヒーのデカフェ展開において、最も代表的なコーヒー豆が「ナイトライト ディカフェ(Night Light Decaf)」です。

公式では、クリーミーでマイルドな口当たりと、モルティーな甘みを楽しめるデカフェとして紹介されています。

現在、日本の公式オンラインストアで販売されている「ナイトライト ディカフェ」は、メキシコ産のコーヒー豆を使用したシングルオリジンです。

過去の商品や海外で販売されたナイトライトとは、産地や焙煎度、製法が異なる場合があります。
そのため、購入時には日本の公式商品ページに記載された最新情報を確認することが大切です。

現行品は深煎りに仕上げられており、クリームブリュレ、バニラ、キーライムを思わせる風味が公式のフレーバーノートとして示されています。

香ばしい甘みを中心に、ほのかな柑橘のニュアンスも楽しめるため、ブラックだけでなくミルクを合わせた飲み方にも向いています。

公式オンラインストアで販売されている現行品の内容量は200gで、豆のままの状態で届けられます。

有機溶剤を使わないカフェイン除去

カフェインレスコーヒーを選ぶ際、多くの消費者が気にするのが「どのようにカフェインを除去しているのか」という点です。

ブルーボトルコーヒーの現行デカフェでは、カフェイン除去プロセスとして「マウンテンウォーター製法」が採用されています。

デカフェには有機溶剤を使う製法もありますが、マウンテンウォーター製法では有機溶剤を使わず、水とフィルターを利用してカフェインを取り除きます。
なお、法令や基準に適合したほかの製法が直ちに危険という意味ではありません。

マウンテンウォーター製法は、メキシコのデカフェ処理施設で行われている水抽出式のカフェイン除去方法であり、ブルーボトルコーヒー独自の技術ではありません。

この製法では、メキシコのオリサバ山系の水を用いた抽出液に生豆を浸し、カフェインを含む水溶性成分を豆から移動させます。

抽出液はカーボンフィルターを通してカフェインを除去します。
コーヒーの風味成分を含んだ抽出液を使うことで、豆から風味成分が過度に流出するのを抑えながら、カフェインを減らしていく仕組みです。

水とフィルターを利用する方法としては「スイスウォータープロセス」も知られていますが、現在、日本で販売されているナイトライト ディカフェの公式表示はマウンテンウォーター製法です。

公式商品情報では、マウンテンウォーター製法によりカフェインを99%以上除去すると案内されています。
※ 抽出後のコーヒーに含まれるカフェインが完全に0mgになるわけではありません。

深煎りが生み出す豊かな味わい

日本で販売されている現行のナイトライト ディカフェは、公式情報で「深煎り」と案内されています。

クリーミーでマイルドな口当たりと、モルティーな甘みが特徴とされています。
設定されている主要なフレーバーノートには、以下の3つが挙げられます。

  • クリームブリュレ:焦がしたカラメルのような香ばしさと、濃厚な甘み
  • バニラ:ミルクとの親和性を高める、なめらかで丸みのあるアロマ
  • キーライム:深煎りの中に埋もれない、ほのかな柑橘のニュアンスと明るい酸味

コーヒーは飲む温度によって香りや味の感じ方が変わるため、ナイトライト ディカフェも温かいうちと少し冷めてからでは印象が異なる場合があります。

温かいうちは、クリームブリュレやバニラを思わせる香ばしい甘みを感じやすく、深煎りらしいまろやかな印象を楽しめます。

少し冷めると、公式のフレーバーノートにあるキーライムのような、ほのかな柑橘のニュアンスを感じやすくなることがあります。

使用する抽出器具や挽き目、好みに合わせて湯温を調整しましょう。
一般に湯温が高いほど成分が抽出されやすく、苦味や濃さを強く感じる場合があります。

最初は普段のドリップ条件で淹れ、濃すぎる場合は湯温や抽出時間を少しずつ調整すると、自分の好みに近づけやすくなります。

デカフェメニューと店舗の魅力

イメージ画像:DayLeaf

ブルーボトルコーヒーの一部店舗では、ナイトライト ディカフェを使ったドリップコーヒーやエスプレッソドリンクが提供されています。
ここからは、店舗でのデカフェ対応と、カフェイン量を意識して選びたいドリンクについて解説します。

代官山カフェで追加料金なしの対応を導入

カフェでデカフェへ変更する際の料金や対応方法は、ブランドや店舗によって異なります。
追加料金が設定されている場合もあれば、通常価格のまま選べる場合もあります。

ブルーボトルコーヒーでは、2023年12月に開業した代官山カフェで、デカフェエスプレッソの提供を先行して始めました。

代官山カフェの開業時には、すべてのエスプレッソドリンクを追加料金なし(+0円)でデカフェに変更できる仕組みが導入されました。

1日のさまざまな時間帯にコーヒーを楽しんでもらうことや、ディナー後、カフェインを控えている場面に寄り添うことが導入の背景として説明されています。

対象店舗では、カフェラテ、カプチーノ、アメリカーノなどのエスプレッソベースのドリンクでナイトライト ディカフェを選べる場合があります。

深煎りの香ばしさとバニラを思わせる風味はミルクとも合わせやすいため、ブラックの酸味が気になる方はカフェラテで試すのも一つの方法です。

デカフェの提供店舗や対象メニュー、追加料金の有無は変更される可能性があります。利用前に各店舗の最新メニューを確認してください。

カフェイン量を意識して選べる飲料メニュー

コーヒー以外の味を楽しみたい方や、カフェインをできるだけ避けたい方は、原材料を確認したうえでジュースやレモネードなどを選べます。

ただし、コーヒーを使っていないドリンクが、必ずしもカフェインを含まないとは限りません。
カスカラ、カカオ、抹茶、紅茶などを使った商品にはカフェインが含まれる場合があります。

「コーヒーチェリー フィズ」は、コーヒーの実の果肉や果皮を乾燥させたカスカラのシロップに、レモンと炭酸を加えたドリンクです。

さくらんぼのような甘酸っぱさが特徴ですが、カスカラにはカフェインが含まれるため、ノンカフェインではありません。コーヒー生産で生じる素材を活用している点も特徴です。

また、「ゆずレモネード」は、レモンの爽快感に柚子果汁を加えたドリンクです。
原材料にカフェインを含む素材が使われていなければ、カフェインを避けたい場合の候補になります。

一部店舗では、りんごジュースやみかんジュースなども提供されています。

注意したいポイント:抹茶やティー飲料について

店舗メニューにある「ミントグリーンティー」「ブラックティー」、そして「抹茶スイートブロッサムラテ」などのティー飲料には、茶葉由来のカフェインが含まれています。

抹茶のカフェイン量は使用量によって変わるため、少量とは限りません。完全なカフェインフリーを求める場合は、原材料に茶葉、コーヒー、カスカラ、カカオなどが含まれていないジュース類などを選び、店舗で確認するのが確実です。

デカフェを楽しめる店舗を確認する

ナイトライト ディカフェのコーヒー豆は実店舗でも購入できますが、ドリップやエスプレッソドリンクとしての提供は一部店舗に限られます。

それぞれの店舗は、建築デザインや周辺環境との調和を重視した異なるコンセプトを持っています。

東京エリアには、日本上陸第1号店として開業した清澄白河の店舗をはじめ、「豊洲パークカフェ」「渋谷カフェ」「銀座カフェ」などがあります。

「代官山カフェ」では、2023年12月の開業時にデカフェエスプレッソやルイボスベースのコンブチャが先行導入されました。

そのほか、神奈川、群馬、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡などにも店舗があります。
店舗の営業状況や名称、デカフェの提供内容は変わる可能性があるため、来店前に公式の店舗一覧と各店舗の最新メニューをご確認ください。

自宅やギフト用デカフェ豆の購入

イメージ画像:DayLeaf

ブルーボトルコーヒーのデカフェは、自宅で楽しむコーヒー豆として購入できるほか、ギフト商品の選択肢にもなっています。
ここでは、商品の購入方法やギフトとして選ぶ際のポイントについて紹介します。

公式ストアとギフトセット

自宅用のデカフェ豆「ナイトライト ディカフェ」は、公式オンラインストアから注文できます。

一般的なスーパーマーケットで流通しているコーヒー豆と比べると高めの価格帯ですが、店舗へ行かずにブルーボトルコーヒーのデカフェを自宅で楽しめます。

価格や送料、1杯あたりに使う豆の量を確認し、飲む頻度に合うかを検討しましょう。

ブルーボトルコーヒー公式オンラインストアはこちら

また、ブルーボトルコーヒーでは、コーヒー豆と菓子や器具を組み合わせたギフト商品も展開されています。
ナイトライト ディカフェを選べる商品であれば、カフェインを控えている方への贈り物の候補になります。

商品の一例が、京都のあんこ菓子専門店「都松庵(としょうあん)」と協業して開発された和菓子とのセットです。

イチジクやくるみ、シナモンなどを使用した「オリジナル羊羹」や、白あんベースの「抹茶テリーヌ」と、深煎りのナイトライト ディカフェを組み合わせたギフトボックスが販売されています。

デカフェでもカフェインは完全に0mgではありません。
妊娠中・授乳中の方や、医師から厳格な制限を受けている方へ贈る場合は、相手の希望や体調を確認して選びましょう。

ほかにも、タンブラー、保存容器、フレンチプレス、バッグなどとコーヒー豆を組み合わせた商品があり、予算や用途に合わせて選べます。
セット内容やデカフェを選択できるかは商品ページで確認してください。

インスタントコーヒーについて
手軽に飲める「インスタントのデカフェ」を探している方も多いですが、2026年7月時点では、ブルーボトルコーヒーの公式ラインナップに明示的なインスタント(可溶性粉末)のデカフェ製品は確認できません。

店舗での無料グラインドサービス

コーヒー豆は、挽くと空気に触れる面積が増え、香りや風味が変化しやすくなります。

ブルーボトルコーヒーのオンラインストアでは、ナイトライト ディカフェは「豆のまま」で販売されており、粉の状態は選べません。

実店舗でコーヒー豆を購入する際は、自宅で使用する抽出器具に合わせて豆を挽いてもらえます。
しかし、公式FAQでは、オンラインストアで購入した豆を店舗へ持ち込んで挽くサービスは行っていないと案内されています。

店頭で購入する際に、ペーパードリップ用、フレンチプレス用、エスプレッソマシン用など、使用する器具を伝えて挽き目を相談しましょう。

購入時には、使用する器具に合う粉の量や淹れ方について、スタッフに相談することもできます。

比較して選ぶ際のポイントと注意点

イメージ画像:DayLeaf

最後に、商品を選ぶ際のポイントと確認すべき注意点について解説します。

店舗体験と自宅用豆を使い分ける

デカフェを楽しむシーンは人それぞれ異なります。
日常的に消費するのか、特別な日の体験として楽しむのかによって、店舗と自宅のどちらを軸にするかを使い分けるのが良い選択です。

たとえば、休日のリフレッシュや友人との語らいの場であれば、店舗でのカフェ体験が最適です。

プロのバリスタが抽出したラテアートの美しいカプチーノや、焼き立てのペストリーとのフードペアリングは、自宅では味わえない特別な空間価値を提供してくれます。

一方で、夜のリラックスタイムや毎日の朝食に合わせるのであれば、公式ストアで「ナイトライト ディカフェ」の豆を購入し、自宅で抽出する方法があります。

店舗で飲む場合と比べながら、自分の利用頻度に合うかを検討しましょう。
また、オンライン購入では送料が発生する場合があるため、注文前に配送条件を確認しましょう。

豆は時間の経過とともに風味が変化するため、飲み切れる量を基準に購入し、過度なまとめ買いは避けるのが無難です。

購入前に商品表示を必ず確認する

健康上や特定の理由においてカフェインの摂取をコントロールしている場合、商品を選ぶ際には十分な配慮が必要です。

ブルーボトルコーヒーの現行デカフェ豆は、マウンテンウォーター製法によってカフェインを99%以上除去すると公式に案内されています。

しかし、この数値は「カフェインが完全にゼロ(0mg)である」ことを意味するものではありません。

微量ながらカフェインが残留している可能性があることを理解しておく必要があります。

デカフェ1杯に含まれるカフェインは一般的なコーヒーより少ない傾向にありますが、摂取する杯数や抽出方法、カフェインへの感受性によって影響は異なります。

カフェインに敏感な方や、医師から厳格な制限を指示されている方は注意が必要です。

また、前述した通り、店舗メニューにある抹茶ラテや紅茶ベースのドリンクには、茶葉由来のカフェインが含まれています。

カフェインレスだと思い込んで注文してしまうことがないよう、メニュー名や商品説明をよく確認することが大切です。

安全に楽しむための最終的な目安として、以下のような点を心がけてください。

  • パッケージと成分表示の確認:
    商品を購入する際は、必ず公式サイトやパッケージの成分表示を確認しましょう。
  • 完全なゼロを求める場合の選択:
    微量でもカフェインを避けたい場合は、コーヒー豆ではなく、ゆずレモネードやジュース類など、原材料自体にカフェインが含まれていないドリンクを選択するようにします。
  • 専門家への相談:
    妊娠中、授乳中、または持病により食事制限がある場合、どの程度の摂取が許容されるかは個人差があります。不安がある場合は、かかりつけの医師や専門家にご相談ください。

ブルーボトルコーヒー デカフェ・ノンカフェインに関するよくある質問(FAQ)

ブルーボトルのデカフェ豆は酸味が強いですか?

「ナイトライト ディカフェ」は深煎りで、公式ではクリームブリュレやバニラを思わせる甘みと、キーライムのようなほのかな柑橘のニュアンスが示されています。

強い酸味を中心とした商品ではありませんが、感じ方は抽出方法や個人の好みによって異なります。酸味が気になる場合は、ミルクを合わせて試す方法もあります。

妊娠中や授乳中でもデカフェメニューを飲んで大丈夫ですか?

ブルーボトルの現行デカフェは、有機溶剤を使わないマウンテンウォーター製法でカフェインを99%以上除去すると案内されています。

ただし、カフェインが完全に0%ではないため、ほかの食品や飲料を含めた1日の総摂取量に注意が必要です。妊娠中・授乳中で摂取量に不安がある場合は、かかりつけの医師にご相談ください。

デカフェ豆の賞味期限と正しい保存方法を教えてください。

現行の商品ページでは、焙煎日から100日が賞味期限の目安とされています。

ただし、実際の期限は届いた商品の表示を確認してください。開封後は直射日光や高温多湿を避け、密閉できる保存容器に入れて、風味が変化する前に早めに飲み切るのがおすすめです。

店舗で提供されていた「コンブチャ ルイボス」とはどのような飲み物ですか?

コンブチャとは、お茶などに糖分と微生物を含む培養物を加えて発酵させた飲料です。

ブルーボトルでは、過去に一部店舗でルイボスをベースにした微炭酸のコンブチャが提供されていました。公式ではフルーティーでナチュラルワインを思わせる風味と紹介されていましたが、腸内環境を整える効果が確立しているわけではありません。現在の提供状況は店舗でご確認ください。

まとめ:上質なデカフェ体験で豊かなコーヒーライフを

ブルーボトルコーヒーでは、デカフェのコーヒー豆や、一部店舗でカフェイン量を意識して選べる飲料が用意されています。

「ナイトライト ディカフェ」は、マウンテンウォーター製法でカフェインを減らしながら、深煎りらしいクリーミーな口当たりと甘みを楽しめるように仕上げられています。

一部店舗ではデカフェのドリップやエスプレッソドリンクを楽しめますが、提供店舗や追加料金の有無は変わる可能性があります。

また、コーヒーチェリー フィズやホットチョコレートなど、コーヒー以外のドリンクにもカフェインが含まれる場合があるため、原材料を確認して選びましょう。

自宅用のコーヒー豆やギフトボックスも用意されているため、飲む頻度や贈る相手の希望に合わせて選べます。

それぞれのメニューや商品の特徴をしっかりと把握し、ご自身の体調や好みに合わせた最適な一杯を見つけて下さい。

ブルーボトルコーヒー公式オンラインストアはこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

気分の良い日もイマイチ冴えない日も。毎日を潤してくれるコーヒーをはじめとした様々な飲み物に関するトピック・お役立ち情報をお届けします。

目次